2013/06/01-

時間の無駄だから読まないほうがいいよ。

2021-01-01から1年間の記事一覧

2021の10

・スワンソング・罪と罰・異邦人・自由論・市民政府二論・キュア・カリスマ・二度死ぬ・荒野の決闘・決闘裁判 そんな感じ 良いお年を

11月に読んだ本

先月より千頁ほど減った3816を読んだらしい。いや、優劣傾向いろいろあるから頁なんて数えても何も得られないのだけれど。ただ、今月に限っては本どころではなかった。スワンソングで頭が埋まっていた。 ホッブズ、ドストエフスキー、カミュ、彼らのエッセン…

近況

10月に読んだ本

007を観にいったついでにアシェンデンを読んだり、その舞台になったイギリスに関係してホームズとかディケンズに触れたり、まぁ思いつくままに読んだ。 モームとコナンは娯楽なのであまり考えることもないのだけれど、ディケンズはちょっと辛かった。見放さ…

9月に読んだ本

8月も終わりか、と感慨にふけっている間にもう10月。単に記憶力が減退して体感している時間経過が増しているだけなのだろうけど、それにしても速すぎる。純粋経験とは何か考えてしまうな。あと前月よりも読書量が900頁ほど増えたからちょっと嬉しい。 前月の…

マーラー聞いてきた

このご時勢に県境を越えて音楽を聴きに行くとは何事か、と怒る人もいるかもしれないが、会場は田舎だし歓声どころかブラボーも禁止ということで許してもらいたい。会場内は演奏前後の拍手を除いて殆ど無音だったので、デパートやスーパーに行くよりは安全だ…

8月に読んだ本

なんとか図書館で借りた分だけは読みきった。アレクシエービッチのセカンドハンドの時代が500頁を越える大作で、これだけで今月は終りそう……と思っていたが何とか消化。 この人の本は内容が際どいのに加えて一国のイデオロギー的な多様性、個人の事情といっ…

7月の読書

先月は体調どん底、精神ボロボロ、だったのだけれどけっこう読んだ。臥せっているしかできないと本を読むくらいしかできないので自然と冊数は増える。ただ、戦争や殺人といった内容が重いものは身体に影響を与えることもあって手にとっていない。何でだろう…

七月二週目、てーたいむとか

友達からもらったマーマレードジャムをクラッカーに載せて、白山陶器のデミタスカップと共に。砂糖が少ないせいか酸味がきつめのジャムだった。クラッカーの塩味と合わせるとうまい。 カップは白山陶器のデミタス。身体が小さいせいか少量の茶葉と小さめのカ…

Kホール行ってお茶して帰った。

今日は夜公演。演目はエグモント、ショパンの協奏曲とドヴォルザークの交響曲第九番。協奏曲を聞くのはたぶん二年越しのことで、ほんとうに久々。協奏曲は自分から聴こうと思わないからなのだけれど、遠ざけていたからなのか余計に染み入るものがあったのだ…

最果て日記2-?-1

懺悔も兼ねて記録に残しておく。最果てのイマの「イマ」について。ずっと勘違いしていたのだけれど、これは記憶を回想している現在のこと、あるいは回想している主体イマという少女のことを指している。決して過去と対応する現在を指しているわけではない。…

最果て日記2-?

耳が痛い。 田中ロミオという人はどこまでも客観的で、裏切りや行き違いといった個々人に由来する出来事を書かない。生まれ持った素質、親が構築した生育環境、そういった個々人のどうしようもないところからアプローチをはじめて人を解体していく。ガジェッ…

新めにゅー

昨日の今日で節操のないことだと思うが、ボルシチをつくってみた。消費期限が迫ったビーツが保存庫に残っていた、というのもあるのだけれど。 何も足さない状態のビーツは直喩的な意味で畑の肉、漬け汁は血液なんですよね……。 それに牛肉、玉ねぎ、あとトマ…

ひさびさのKホール、ひさびさのコンサート

一年、いや二年か。久方ぶりにKホール(このご時勢なのであえて検索避け)で音楽を聴いた。演目は前半がブラームスの大学祝典序曲と交響曲第三番、後半はサン=サーンスの交響曲第三番「オルガン」。 マーラーもブルックナーも望めず、飽きるほど聞いたベート…

里帰り

仕事の関係で奈良の実家に帰ってきた。といっても特別な出来事でもないので実感もない。よって寺とか神社とか、あと鹿の写真とかは撮っていない。 史跡の近くに住んでいるのに、それを特別だと思ったことがない。小学校は春日大社の近くで中学校は三笠山にあ…

最果て日記2

昨日の続き。自分の中でローカルルール、私的領域の規定を極限まで広げたらどうなるか、いやそうすることができたなら、の話。 「一人だけが存在するということは、自我と世界が同じサイズになるということだと思う」の言葉が重い。最果ての場合、折衷案とし…

シチュー

つくった 男の料理とは簡単端的、頭をつかわなくても体力を消耗せずとも作ってしまえるところがいい。特にホワイトシチューなんて面倒ならフライパンで具を炒めて大鍋でそれを煮るだけ。こだわりたければホワイトソースから作るなりして特定のポイントだけを…

最果て

最果てのイマを起動した。はじめて読んだのが大学一年生の頃だったから十年振りのことになる。懐かしい、あまりにも。 これも終ノ空と同じく僕が哲学を学ぶきっかけになったゲームだ。当時の解釈は間違っていて、もう思い出すのも嫌なのだけれど。ただ、どん…

めしめし

平熱まであと一歩、というところまで来たので軽くご飯をつくった。 オレガノとバジルのミネストローネと近所のパン屋さんのカンパーニュ。フライパンを振るとちょっと元気が出た。ただ横になっているよりはぜんぜん良い。

また寝てた、あと本を読んだ。

体調が元に戻ってもなぜか体温が下がらないのでまーた病院へ。感染症その他の炎症の疑いがあるということで血液検査その他を受けるも数値は正常。むしろ内臓周りの機能は好調で褒められる始末。 これでは熱中症くらいしか病因は考えられない、ということで日…

今日もお休み

体力は戻ったけど出張につき今日もお休み。 電車に揺られながらマーラーの九番をひたすら聴いている。彼岸を想像させる音はただひたすら美しい。歌詞を通した意味付、価値、そういった他者を通した曇りは一切ない。浄化というのはこういうことか www.youtube…

画集が届いた。

このゲームの舞台は奈良の南部に位置する御杖村。しかもヤマノカミなるものが登場する。大和三山の近くでしかも山岳信仰とくれば、資料集には柳田国男とか民俗学周辺についての記述を期待するしかない。していた、のだけれど、その辺はノータッチだった。い…

めしめし

身体的にも精神的にもあれな状況が続いたからこればっかり食べてる。お湯を沸かして味つけて、具を入れるだけ。灰汁とりがめんどうなので肉は冷凍のミートボール。ぜんぶ作り置き。保存食と文明の利器万歳。あとごま油を加えるとうまい。 park.ajinomoto.co.…

寝てた

先週から一週間ほど寝込んでいたのだけれど、ちょっとした発見があった。エロゲが、エロゲができない。病気に体力を奪われると虚構に接することが辛くなる。いまある身体としての私と虚構が分離して、向こう側の世界が現実から剥離した遊びごとに見えてしま…

あのゲームの90年代回顧

終ノ空リメイクにも90年代回顧とその脱却の1シーンみたいなものあったのでメモがてら記事にしておく。最近だとエヴァが同じようなことをやっていたのだけど、あの時代を過去として認識しようとする運動があるのだろうか。あるいは捨て去るためにあえて定義し…

ジサツの~の雑感

死に向って雪崩れ込んでいく感じはいいのだけれど、いまいちインパクトにかける。得たいが知れないから怖いとか、一枚皮を剥いでみれば合理的だったとか、ホラーやミステリー的な快楽がない。いや、そんな理屈っぽく考えるのではなく虚無の裏側にはりついた…

「さよならを教えて」の雑感

ADVについてはブクログに移行していたのだけれど、あまりにも使い難いので帰ってきた。読み終えた本を積読から読了に変更するためだけの妙な手順、すぐには反映されないタイムライン……そもそも積読以前の段階の「未分類」とは何。手にとっていないとか、所有…