シチュー
つくった
男の料理とは簡単端的、頭をつかわなくても体力を消耗せずとも作ってしまえるところがいい。特にホワイトシチューなんて面倒ならフライパンで具を炒めて大鍋でそれを煮るだけ。こだわりたければホワイトソースから作るなりして特定のポイントだけを押さえる、なんてこともできる。
ただ今回は疲れがとれていないのであまり手は加えてない。白ワインで酸味、バジルで少し風味を加えた程度。ああと、蒸篭で肉を蒸した。蒸し器は油を落として素直に味だけを凝縮してくれるから味だけを見れば焼くより美味しい。(その代わり香ばしさが減ることになるのだけれど)ルーはコスモス。ここの商品は出汁とってなくてもそれなりに深みがあるのがいい。
そんな感じ。
あと最果ての進行メモ、ローカルルールについて。マイノリティの社会観を膨らませてホッブズ的な自然権思想に接続しているのが面白い。マイノリティ、ローカルルール、コードの違う人間、空気を読めない人間にとっては契約している社会がそもそも自然状態にある。社会は闘争の場所なのだ。これを社会心理学っぽい角度から解釈しなおし、ホッブズ的な自然権を合わせると従来の全体主義の問題とは別な場所に落ち着く。要は私的領域をどう取り締まるか、どう見積もるか、という話なのだけれど、こうも端的なアプローチは珍しいのではないかと思う。